公開:2014.04.14 10:49 | 更新: 2020.10.24 01:50
今年の全米オープンと全米女子オープンはパインハーストNo.2 で2週続きで開催されます。
ヘビーラフで有名な全米オープンですが、近年変化してきていますね。ラフはフェアウェイから離れるほど深くなるようにセッティングされるようになっています。昨年のメリオンではファーストカットを斜めに刈る専用の機械が開発されていました。
今年の開催コースであるパインハーストNo.2は数年前のBill Coore & Ben Crenshawによる大規模なレストアによってラフがなくなりました。パインハーストでの全米オープン開催は3度目になりますが、今回はどのようなトーナメントになるのか非常に興味深いです。しかも全米オープンの翌週にはそのまま全米女子オープンを開催するので、どうやってセッティングを変えてくるのかにも注目したいところです。
R&Aとともにルールを管理するUSGAは全米オープンをテストの場と捉えています。世界最高のプレーヤーが4日間でパープレーとなるコース、コースセッティング、クラブ、ボール等の設定の組み合わせを模索しているのです。その目標設定が一般のゴルファー全体にとって有益なことなのかはわかりませんが。個人的にはとっとと飛距離を抑える規制をボールかクラブにして欲しいところです。
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